「セブ島留学が決まったけど、何を準備すればいいの?」
「パスポートと航空券だけで大丈夫?持ち物って何が必要?」
そんな不安や疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。
実際、語学学校の申込が済んでも、その後にやるべきことは意外とたくさんあります。
パスポートや保険の手続き、航空券の予約、SIMカードや現地通貨の準備、そして何より「何を持っていけばいいか」の持ち物チェックなど、事前準備が留学生活の快適さを左右すると言っても過言ではありません。
特にセブ島は常夏のリゾート地でありながら、学校内は冷房が効いていたり、フィリピン特有の生活スタイルがあったりと、日本とは違う点も多くあります。
だからこそ、現地の生活をしっかりイメージして準備することがとても大切です。
この記事では、セブ島語学留学を控えるあなたのために、
留学までに必要な手続き
渡航のタイムラインと注意点
現地生活に役立つ持ち物リスト
をわかりやすくまとめて解説します。
チェックリスト形式でご紹介していくので、初めての方でも安心。
しっかり準備を整えて、不安なく留学生活をスタートさせましょう!
セブ島留学が決まったら、なるべく早く取り掛かりたいのが各種手続きや渡航準備です。
ここでは、出発の約3か月前から始めておきたい準備を、項目別に紹介します。
まず最優先で確認すべきなのがパスポートの有効期限です。
フィリピン入国には、滞在期間+6か月以上の残存期間が必要とされています。
有効期限が足りない場合は早めに更新手続きを
初めて取得する人は、申請から受け取りまで1週間程度かかります
行きたい語学学校が決まったら、できるだけ早めにコースと期間を確定させましょう。
人気校は3か月以上前から満室になることも
「ピックアップの有無」や「滞在タイプ(寮・ホテル)」も合わせて確認
申し込み時に必要な情報:パスポート番号・希望コース・渡航日など
エージェント経由でも、学校に直接申し込む場合でも、渡航日から逆算して余裕を持つのがコツ。
セブ島留学の学校の選び方はこちら!
セブ島留学コース徹底比較はこちら!
語学学校の開始日が決まったら、フィリピン行きの航空券も早めに確保しておきましょう。
出発地:成田・関空から直行便あり
到着地:マクタン・セブ国際空港(CEB)
フィリピン入国には、30日以内に出国する航空券(出国用チケット)の所持が必須です。
そのため、入国時には往復航空券、または第三国への出国チケットを用意しておく必要があります。
帰国日が未定の場合は、格安の出国チケット(韓国・マレーシアなど)を一時的に購入しておくのも有効です。
LCC(セブパシフィック・ジェットスターなど)を利用すれば、費用を抑えることも可能です。
航空券についてはこちら!
フィリピンの語学学校では、多くの場合保険加入が義務付けられています。
留学期間をカバーする保険プランに加入(クレカ付帯は短期のみ)
病気・ケガ・盗難・賠償責任などに対応しているか確認
学校によっては現地で保険加入サポートあり
長期滞在の方は、日本出発前に保険証書の英語版も用意しておくとスムーズです。
海外旅行保険についてはこちら!
クレジットカード付帯の海外旅行保険についてはこちら!
日本国籍の場合、30日以内の滞在はビザ不要。
ただし、31日以上の留学には滞在中に現地でビザ延長手続きが必要になります。
最初の延長(30日→59日)は学校が代行してくれる場合が多い
60日以降も滞在する場合は定期的な延長が必要(最大36か月まで可能)
ビザの詳細についてはこちら!
この段階でしっかり準備を始めておくことで、後の手続きに余裕を持って対応できるようになります。
出発まで1か月を切ると、いよいよ準備も本格化してきます。
ここからは、生活用品や通信・お金の準備など、より実用的な項目が中心になります。
フィリピンでは必須ではありませんが、希望する人は予防接種を受けることも可能です。
推奨される予防接種例:A型肝炎、B型肝炎、破傷風など
長期滞在・現地のローカルエリアに行く予定がある人におすすめ
健康診断や歯科検診もこの時期に済ませておくと安心
万が一の体調不良に備え、持病の薬や診断書を準備しておきましょう。
フィリピンでは現金が主流ですが、クレジットカードが使える場面もあります。
VISAかMasterCardのクレカを1枚以上用意(キャッシング枠つき推奨)
国際キャッシュカード(例:新生銀行・ソニー銀行など)も便利
ATM利用時の手数料や出金上限も事前確認を
留学生の中には現地ATMから日本の口座から引き出す人も多く、現金管理をシンプルにできます。
現地でスマートフォンを使う場合、日本で準備しておくとスムーズです。
SIMフリー端末なら現地SIM購入で格安通信が可能
プリペイドSIM or eSIM対応の通信会社を事前調査
学校でSIM購入や設定サポートを行っている場合もあり
デュアルSIM対応スマホなら、日本の番号も残したまま使えます。
現地SIMカードについてはこちら!
現地通貨(フィリピンペソ)は、日本で一部を両替しておくと安心です。
到着直後に使う現金(2,000〜3,000ペソ程度)があると便利
大きな金額の両替は現地のモール内の両替所の方がレートが良い
国際キャッシュカードを使えば、ATMで必要な分だけ出金できる
学校から送られてくる案内資料には、重要情報が含まれています。
空港ピックアップの流れ・担当者の名前・集合場所
到着日のスケジュールや持ち物ガイド
寮の設備やルール、授業の開始時間など
案内はメールやPDFで届くことが多いので、スマホでも確認できるようにしておきましょう。
この時期は「現地での生活をリアルに想像しながら準備を進める」ことが大切です。
セブ島留学をより快適に、そして安全に過ごすためには、持ち物の準備がとても重要です。
ここではカテゴリごとに、留学生に必要なアイテムをわかりやすく整理しました。
必須度 | 持ち物 | 補足 |
---|---|---|
★★★ | パスポート | 有効期限は残り6か月以上か確認 |
★★★ | 航空券控え(eチケット) | スマホと紙の両方あると安心 |
★★★ | 海外旅行保険証書 | 万一の通院時に必要/英語版があるとスムーズ |
★★☆ | 留学申込書類一式 | 学校から送付されたPDFなど |
★★☆ | 証明写真(3〜4枚) | ID作成や各種手続きで必要なことも |
必須度 | 持ち物 | 補足 |
---|---|---|
★★★ | ノート・筆記用具 | 日本製の品質が◎ |
★★☆ | ノートPCまたはタブレット | 自習や課題用に/重い作業がなければ不要なことも |
★★☆ | 電子辞書・翻訳アプリ | スマホアプリでも代用可能 |
★☆☆ | 文法書・単語帳 | 学校の教材で足りることが多い |
必須度 | 持ち物 | 補足 |
---|---|---|
★★☆ | シャンプー・リンス | 現地にもあるが、日本製が安心 |
★★☆ | 歯ブラシ・歯磨き粉 | 短期滞在なら日本から持参がおすすめ |
★☆☆ | 洗濯ネット・洗剤 | 週2回のランドリーサービス併用が一般的 |
★☆☆ | 爪切り・綿棒・鏡 | 現地購入も可能 |
★☆☆ | 折りたたみ傘 | スコール対策に1本あると便利 |
必須度 | 持ち物 | 補足 |
---|---|---|
★★★ | 半袖シャツ・Tシャツ | 1週間分が目安 |
★★★ | 短パン・軽いズボン | 涼しく動きやすい服装がベスト |
★★☆ | 長袖シャツ(冷房対策) | 教室やモールは寒いこともある |
★★☆ | サンダル・スニーカー | 外出やアクティビティに使い分ける |
★☆☆ | 水着 | 週末のアイランドホッピング用 |
必須度 | 持ち物 | 補足 |
---|---|---|
★★☆ | 常備薬(風邪・胃腸・アレルギー) | 現地でも薬局はあるが成分が異なる場合も |
★☆☆ | 絆創膏・目薬 | 軽いケガや乾燥対策に |
★☆☆ | 虫除けスプレー | リゾート地では蚊の対策が必要なことも |
必須度 | 持ち物 | 補足 |
---|---|---|
★★★ | スマートフォン | 日本でSIMロック解除しておくと便利 |
★★☆ | 充電器・モバイルバッテリー | フィリピンの停電対策にも |
★★☆ | 変換プラグ(B3型) | 一部寮や施設で必要 |
★☆☆ | 延長コード | コンセントが少ない部屋向け |
このリストをもとに準備すれば、「持ってくればよかった…」という後悔をかなり減らせます。
セブ島留学の持ち物についてはこちら!
出発まであとわずか。最終準備段階では、持ち物・書類・手続きの最終チェックとeTravelの登録が重要です。
ここでは、1週間前から当日までに済ませるべき準備をまとめました。
スマホのSIMロック解除(またはeSIM対応確認)
海外旅行保険証書の印刷+PDF保存(英語表記付き)
学校からの案内メールの再確認(空港送迎・連絡先・持ち物ガイドなど)
航空券のeチケットを印刷&スマホ保存
日本の家族・友人に滞在先情報を共有
**eTravel(https://etravel.gov.ph)**は、フィリピン入国時に必須の電子渡航情報登録です。
登録は出発の72時間以内に行う必要があります。
必要情報:
パスポート番号
航空便情報(フライトNo.・座席番号)
滞在先住所(学校の寮 or ホテル住所)
ワクチン接種情報(※2025年現在、未接種でも入国可能)
登録後はQRコードが発行されるので、
スクリーンショットまたはPDFで保存&印刷しておくと安心です。
✍️ 登録は数分で完了しますが、誤入力がないよう丁寧に進めましょう。
eTravelについてはこちら!
持ち物 | 理由・補足 |
---|---|
パスポート | 出入国・航空チェックイン時に必須 |
航空券控え | 印刷+スマホPDF保存が安心 |
eTravelのQRコード | 入国審査時に提示(紙 or スマホ) |
保険証書(英語) | 病院受診時に提示 |
現金(日本円・ペソ) | 到着直後の飲食・SIM購入などに便利 |
スマホ+充電器 | 通信・現地連絡に必須 |
羽織もの | 機内・空港は冷房が強い |
ボールペン | 入国カード記入用(機内配布されることもあり) |
入国審査:パスポート・eTravel・渡航目的を提示
荷物受け取り
ピックアップスタッフと合流(名前入りボード or 学校ロゴが目印)
学校または寮へ移動
到着報告・SIM設定・オリエンテーション準備
入国カードでは「目的:STUDY」「滞在先:学校寮の住所」で記入します。
留学前の不安や準備ミスは、この段階で一気に解消できます。
eTravel登録を忘れずに、安心してセブ島に出発しましょう!
マクタン・セブ国際空港に到着したら、いよいよ留学生活のスタートです。
ここでは、空港到着から学校にチェックインするまでにやっておくべきことを流れに沿ってご紹介します。
飛行機を降りたら、まずは入国審査(Immigration)へ。
提示が必要なもの:
パスポート(有効期限が6か月以上あるか確認)
eTravelのQRコード(印刷またはスマホ表示)
滞在先情報(学校寮の住所)
往復航空券(※確認される場合あり)
入国審査後はバゲージクレーム(荷物受取所)でスーツケースをピックアップし、税関へ。
空港到着ゲートを出ると、学校スタッフや委託ドライバーが名前の書かれた紙や学校名のサインボードを持って待機しています。
送迎がタクシーやGrabの場合も、事前案内された方法で合流します
スタッフが見つからない場合は、案内メールに記載された緊急連絡先に電話 or LINE連絡を
ターミナル1と2で待ち合わせ場所が異なる場合があるので、案内メールを事前に要確認!
通信環境が整っていない場合は、空港や寮で以下のいずれかを整えます。
現地SIMカードを購入してスマホに挿入(※SIMフリー端末が必要)
学校のWi-Fiに接続して連絡用アプリ(LINEなど)を使用
学校でSIM販売や設定サポートをしてくれる場合もあり
通信手段が確保できると、家族への「到着報告」や学校スタッフとのやり取りがスムーズです。
現地SIMカードについてはこちら!
学校到着後は、寮の部屋に案内され、簡単なオリエンテーションを受けるケースが一般的です。
部屋の設備チェック(鍵・エアコン・トイレ・Wi-Fiなど)
食堂や自習室の場所の案内
スケジュール表や校則の説明
翌日のクラス分けテストや顔写真撮影の案内
到着日は疲れているので、荷ほどき後はシャワーや軽食をとってゆっくり休みましょう。
家族や友人に「無事到着」の連絡
日本円からペソへの少額両替(必要であれば)
翌日のクラス開始時間を確認
周囲のルームメイトやスタッフにあいさつ
ここまでできれば、初日のスタートはバッチリです!
セブ島留学は、日本から約4〜5時間で行ける近場の英語圏留学として、多くの人に選ばれています。
しかし、初めての海外留学には不安もつきもの。特に出発前の準備が不十分だと、現地でのトラブルやストレスの原因になりかねません。
今回ご紹介したように、留学準備には以下のステップがあります:
留学が決まったらすぐにパスポート・航空券・保険などの手続きを進める
1か月前にはSIMカード・通信・お金の準備を整える
1週間前からはeTravel登録や機内持ち込みの荷物をチェック
到着後はスムーズに入国し、安心して学校に合流できるように段取りを把握
こうした手順をひとつずつ確認しながら進めることで、**「やるべきことが明確になり、不安が減る」**のが最大のメリットです。
語学学校や授業の質も大事ですが、それを最大限活かすためには準備が必要不可欠です。
環境の違いや文化のギャップに戸惑うこともありますが、事前に情報をしっかり把握しておけば、むしろそれも「留学の楽しみ」の一つになります。
英語力の向上はもちろん、海外生活そのものが貴重な経験となるセブ島留学。
この記事を参考に、しっかりと準備を整え、安心して充実した留学生活をスタートさせてください。
✈️ 「不安」は準備で解消できる。「楽しさ」は現地でどんどん広がっていく。
あなたのセブ島留学が、最高の第一歩になりますように!
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