セブ島留学を検討し始めたとき、誰もが最初にぶつかるのが「どのコースを選べばいいのか分からない…」という悩みです。
語学学校の公式サイトを見ると、**ESL・スパルタ・TOEIC・ビジネス・ネイティブ・ワーホリ準備…**など、似たような名称のコースが並び、それぞれに特徴や強みがあるようで、初めての人には違いが見えづらいのが実情です。
実はこの**「コース選び」こそが、セブ島留学の成功を大きく左右する最重要ポイント**。
いくら立地や寮、施設がよくても、自分に合っていないコースを選んでしまうと、思ったほど英語力が伸びなかった…というケースも少なくありません。
英語をゼロから学び直したい人
TOEICやIELTSのスコアアップを狙いたい人
ワーホリ前に会話力を伸ばしたい人
海外出張や業務で使えるビジネス英語を学びたい人
目的によって、最適なコースのタイプや授業の構成はまったく異なります。
そこでこの記事では、セブ島の語学学校で提供されている主要なコースの種類を徹底比較し、目的別・レベル別の選び方を分かりやすく整理していきます。
「これから留学を考えているけれど、何から選べばいいか分からない」という方は、この記事を読めばきっと自分に合ったコースのヒントが見つかるはずです。
セブ島の語学学校では、さまざまなニーズに応えるために多彩なコースが用意されています。
まずは、それぞれの基本的な内容や目的を理解するところからスタートしましょう。
最もスタンダードなコースで、日常英会話を中心に基礎から学べる構成になっています。
マンツーマンレッスン+グループ授業が組み合わされており、スピーキング・リスニング・リーディング・ライティングの4技能をバランスよく向上させることができます。
スパルタ系は、強制自習・テスト・外出制限などを取り入れ、短期間で成果を出したい人向け。
1日の授業数が多く、自習時間もしっかり管理されるため、自己管理が苦手な方にもおすすめです。
セミスパルタは、やや自由度が高く、学習と自由時間のバランスを取りたい人に向いています。
スコアアップを目標とする人向けの専門コース。
模試や弱点補強を繰り返しながら、試験に特化した戦略的な学習を行います。
TOEIC:リスニングとリーディング重視。ビジネス志向の社会人にも人気
IELTS:スピーキングやアカデミックライティング重視。海外進学・移住を目指す人向け
TOEFL:大学進学者や学術英語が必要な方向け(提供校は少なめ)
プレゼン・メール・会議・電話対応など、実践的なビジネスシーンに対応できる英語力を養うコース。
キャリアアップや転職を意識した社会人に人気があります。
発音・イントネーション・スピード感など、より自然な英語表現を学びたい人向け。
マンツーマンまたはグループでのネイティブ授業が組み込まれており、英語に“リアルさ”を求める人に適しています。
ワーキングホリデー渡航前に、接客英語・履歴書の書き方・面接対応などを学ぶ実践型コース。
実際の現地生活に即した表現を身につけたい方に好まれます。
お子さま連れの方や小学生〜高校生向けの短期集中型コース。
年齢や目的に応じてカリキュラムが設定され、親子で一緒に学べるスタイルもあります。
セブ島の語学学校ではこのように、目的・年齢・滞在スタイルに応じて細かくコースが分類されているのが特徴です。
次はこれらを踏まえて、目的別・レベル別にどのコースが合っているかを解説していきます。
「どのコースを選ぶべきか?」は、英語のレベルと留学の目的によって大きく変わります。
このセクションでは、目的ごとにおすすめのコースタイプをわかりやすく整理しました。
目的: 英語の基礎を固めたい/話せるようになりたい
おすすめコース:
ESL(一般英語)コース(マンツーマン多め)
セミスパルタ型で学習習慣をつける
ポイント:
初心者は「話す量」が最も重要。マンツーマン中心で、基礎文法・発音・会話の反復練習ができるコースを選びましょう。
目的: 海外旅行や日常生活で困らない英語を習得したい
おすすめコース:
ESL+ネイティブグループ授業付き
スピーキング・ディスカッション特化型コース
ポイント:
自信を持って話すには、「アウトプットの場」と「本物の表現」を学べる環境が重要です。
目的: TOEIC/IELTSなどで高得点を目指す
おすすめコース:
TOEIC/IELTS/TOEFL試験対策コース
模試・進捗チェック・強制自習がある構成
ポイント:
問題演習だけでなく、「時間配分」「ライティング添削」「スピーキング対策」などが含まれているかを要確認。
目的: 英語を仕事に活かしたい/外資系を目指したい
おすすめコース:
ビジネス英語コース
プレゼン・ビジネスメール・電話応対などの内容があるもの
ポイント:
実際のシーンを想定したロールプレイ型授業があると効果的。ネイティブとの実践練習があればさらに◎。
目的: 接客英語や履歴書・面接対策など実践準備
おすすめコース:
ワーホリ準備コース
ESL+実務英語カリキュラム
ポイント:
英語で自己紹介できる力、職場でのやりとりに必要なフレーズを集中的に習得できるかを見ましょう。
目的: 短期英語体験、夏休みの学習、家族で滞在
おすすめコース:
ジュニア/親子留学コース
年齢別カリキュラム+生活サポート付きの学校
コース名だけでは見落としがちなのが、授業時間数や講師構成、学習サポートの内容です。
「同じESLコース」でも、学校によって中身はまったく異なることもあるので、以下の3つの観点でチェックしておきましょう。
セブ島の語学学校では、1日あたりの授業数は4〜8コマ程度が一般的です。
よくあるパターンは:
マンツーマン:3〜6コマ
グループ授業:1〜3コマ
オプション授業(発音・自習・試験演習など):1〜2コマ
授業数が多いほどよい、とは限らず、体力や集中力に応じたバランスも重要です。
初心者は1日6コマ程度、スパルタ型や試験対策では8コマフルスケジュールが多く見られます。
授業の内容を定着させるには、自習と復習の仕組みが整っているかが大切です。
チェックポイント:
強制自習時間の有無(例:夜間2時間)
単語テスト・復習テストの実施
担任制・学習カウンセリング・目標設定の仕組み
「授業を受けっぱなし」では伸びにくいため、自主的に学習する習慣を支える環境かどうかも見ておきましょう。
ほとんどの授業はフィリピン人講師が担当しますが、学校によってはネイティブ講師による授業が組み込まれているコースもあります。
フィリピン人講師: 丁寧でフレンドリー、初心者にもわかりやすく教えるのが得意
ネイティブ講師: 発音・スピード感・自然な表現を学ぶのに最適。中級以上におすすめ
ネイティブ授業がある場合は、「どのくらいの時間数含まれるか」「グループorマンツーマンか」も確認しましょう。
たとえ同じ「ESLコース」でも、ある学校ではマンツーマンが4コマ、別の学校では2コマ+ネイティブ1コマという構成も。
だからこそ、「授業数」「自習制度」「講師構成」という3つの視点でコースを比較することが、失敗しないコツです。
語学学校のコースを選ぶときに大切なのは、「なんとなく良さそう」で選ばないこと。
自分に合ったコースを見つけるには、次の3つのステップを意識するのがおすすめです。
まずは、現在の英語レベルと留学の目的をはっきりさせましょう。
英語をゼロから学びたい → ESL(基礎重視)
スピーキング力をつけたい → 会話特化/ネイティブ授業あり
就職・キャリアに活かしたい → ビジネス英語コース
資格スコアを取りたい → TOEIC/IELTS対策コース
ワーホリや移住前 → 実践英語&面接・履歴書指導付きコース
「何を学ぶか?」ではなく、「なぜ学ぶのか?」が選ぶ基準になります。
「1日中授業漬けがいい!」という人もいれば、「午後は自由時間が欲しい」という人もいます。
授業数や自習制度など、学習のハードさと生活の自由度のバランスを取ることが大切です。
授業重視 → スパルタ・8コマ構成
ゆとりを持って学習 → セミスパルタ・6コマ程度
自分の時間も確保したい → 自習メインのライトコースも選択肢
体力や集中力、学習習慣が身についているかどうかも基準になります。
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どんなに良いコースでも、自分にとって無理があると続かないものです。
人と話すのが得意 → グループやディスカッション重視
人前で話すのが苦手 → マンツーマン中心
スコア重視 → 試験対策型で進捗管理あり
モチベが続かない → スタッフによるカウンセリングや学習面談があると安心
自分の性格や学習スタイルに合わせた選択こそが、留学の成功率を上げる最大のポイントです。
中には、入学後にコース変更ができる学校もあります。
「やってみてから判断したい」という方は、週単位で授業内容や講師を調整できるところを選ぶと安心です。
「目的もだいたい決まっているけど、複数のコースで迷ってしまう…」
そんなときに押さえておきたいのが、コース名だけに惑わされず、“中身”で判断することです。
たとえば、同じ「ESLコース」でも──
A校ではマンツーマン5コマ+自習中心
B校ではグループ授業中心+1日6コマのスパルタ構成
というように、名前だけでは内容が見えてこないことがよくあります。
> 必ず「授業数」「構成」「講師」「カリキュラムの中身」を確認しましょう。
短期間で伸ばすために設計されたスパルタコースですが、
外出制限がある
強制自習・単語テストが毎日ある
厳格な生活ルールがある
といった内容が合わず、途中で燃え尽きてしまうケースもあります。
「がっつり勉強したいけど自由も欲しい」という人には、セミスパルタの方が継続しやすいかもしれません。
TOEIC/IELTSなどの試験対策コースでは、
模試の実施頻度
ライティング添削の有無
進捗管理の方法(カウンセリング・学習記録など)
スピーキング模擬テストの実践機会
など、単に“試験対策”と謳っているだけでは不十分です。
本格的にスコアを狙うなら、指導経験のある講師がいるかどうかも要確認です。
途中で「やっぱり違うコースにしたい」と思ったとき、
毎週コースや時間割の調整ができる
講師の交代リクエストが出せる
ネイティブ授業や追加コマをオプションで付けられる
など、柔軟に対応してくれる学校は非常に安心感があります。
目的に合ったコースを選ぶことは、
単に英語を学ぶだけでなく、毎日の学び方・過ごし方・成長の仕方を決めることでもあります。
「本当に自分に合っているか?」「楽しく・継続的に学べそうか?」
という視点を忘れず、中身をしっかり見て、自分に最適なコースを選びましょう。
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