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2018/11/15

セブIELTS受験記!アカデミック7.0取得、IELTSその2!!

 

◎IELTSの結果が出ました。

なんだかんだIELTS(アカデミック)、over all 7.0という結果を出せました。
受験直後はハッキリ言って、絶望と憔悴の底でした。

一泊セブのホテルに泊まって万全の体制にして、申込みやら2回(セブはスピーキングとそれ以外の受験日が別)の受験の交通費やらで、受験料以外にも1.5万円くらいかかっているのに、その価値あったんかよ俺…というヘコみ具合でした。

初回ということで感覚もわからなかったので、ただただ打ちのめされていました。
でもよく考えたら過去2回ともTOEICでリスニングに絶望し、リーディングに楽観して
結局どちらもリスニングは満点でリーディングは思ったより取れていないので、感覚なんてそんなものかもしれません。

◎スコアの内訳と全体の感想

Overall Band: 7.0
Listening:7.5
Reading: 7.0
Writing: 6.0
Speaking: 6.5

でした。リスニングとリーディングで取って逃げ切り、ライティングとスピーキングはとにかくそこそこを目指す、という戦略はまぁまぁ成功したようです。
後述しますが、不得手なライティングとスピーキングについては出題内容の運も良かったです。ライティングについては他の受験生にも言えることですが。

正直これだけ取れるんだったら、もっと時間と期間をかけて勉強すればよかったな、というのが感想です。
ライティングとスピーキングを本気で対策すれば7.5くらいは難なく行けそうですね。
まぁ終わってからはなんとでも言えるんですけどね。

リスニングとリーディングは事前にかなりの自信があったのにもかかわらず、本番でボロボロだったので(これは感覚ではなくマジに)、あんなもんでもこれだけ点数くれるんだなという驚きでした。
それはライティングとスピーキングにはもっと言えるのですが…。
全体としてみれば、TOEIC900以上あって、仕事で英語を使っているような人なら6以上はちょっと形式を知るだけで取れるのかもしれませんね。スピーキングもとりあえずそこそこ喋れるなら6行ける、という感じでしょうか。

個人的にはライティングはともかくリーディングはそんな難しくも無いと思うので、ジェネラル・モジュールもアカデミック・モジュールもそんなに点数差は出ないのかもしれません。
せっかくだし、どうせならアカデミックに挑みましょう!

 

 

◎各科目の感想:スピーキング

セブでのスピーキングテストは別日に行われます。何曜日かは1週間前くらいにメールと携帯のテキストで連絡が来ました。


ちゃんと連絡が来るのか死ぬほど不安だったのですが、ちゃんと来ました。

 

遅刻が怖かったので早く出発したら3時間くらい前に会場についてしまいました。
その日の午後は5名で僕が1番最後でした。
最初は中国人の女の子、次はベトナム人の女の子、次はフィリピン人の女性の先生(知り合い)、誘ってくれた勉強家の日本人の方、僕、の順番です。

 

手荷物は全部預けて、金属探知機で身体検査を受けます。
また、ここで顔写真をとり指紋も登録します。
後日の残りの科目の試験のときに、これで本人確認をします。
ここですべての荷物が没収されるので、早く来すぎると何もやることがなくなってしまいます。
早くつきすぎたのをいいことに、僕は「まだ早いからチェックインしなくていい?」と粘りました。

 

なぜかそのうち待合室の壁にプロジェクターで知らない韓国映画が英語字幕付きで上映され始め、チェックイン後の暇つぶしに役に立ちました。
内容は、過去のコグリョの時代に現代の韓国人の女の子が、「君の名は」よろしくコグリョの王家の女性と入れ替わってしまうというものでした。
ちなみに「入れ替わり」系のお話なら池井戸潤の「民王」が面白かったです。

 

とりあえずチェックイン前はスマホでTASK2のテーマ一覧を調べ、順番にイメトレをひたすらやってました。
緊張するとお腹に来るタイプなのですが、待ち時間が長すぎてトイレに4回位行きました。
会場のSMEAGのトイレはトイレットペーパーがなく自前で持ってないと詰みますので注意してください。
また特にカフェなどもなく、ちょっとナイスなソファでひたすら時間を潰すだけとなります。

 

事前に学校のフィリピン人講師に雑談程度にTASK2をやって1分も話せなかったことに絶望し、
学校の他の生徒のIELTS模試に便乗して
スピーキングの模試だけオーストラリア人の先生にやってもらったのですが
やはりTASK2が何を話そうかすぐ話題が決められず、時間いっぱい話せないのがネックでした。

そこでネットで検索したテーマ一覧で、テーマ別に「これが来たらもうこの話題を話す!」と決めてイメトレはしていました。
アート系と音楽系が来たらキツイな、と思っていましたが、頑張って内容は考えておきました。

 

 

自分の順番が来たので再度身体検査を受け、教室に入ります。
試験官は白人の初老の男性で、特に身構えていたほど、イギリス発音がどうということなどもありませんでした。
なんなら聞き辛さならTOEICリスニングのイギリスおばさんが最強かもしれません。

途中対策で大きなミスを犯したことに気が付きます。
準備はTASK2がかなりボロボロだったので、TASK2を応急的にとりあえずカバーすることに集中しました。
まぁTASK1とTASK3は大丈夫かな、くらいなもんです。どうせ日常会話のノリの延長線上だし行けるだろう、みたいな。

 

TASK1は特にその傾向が強く、自己紹介のような雑談です。向こうが質問してくるのでこっちから質問返しすることはないのですが…。
ポイントとしては、質問にただ一問一答で応えるのではなく、余計な情報も付加することが大切です。

恐らく、よほど問題のある人でなければ話しすぎることは無いと思うので、場に合う感じの分量であれば問題ないでしょう。

僕は「今住んでるところについて教えて」から始まったので、コンドミニアム借りててよ~高いんだけどよ~~、なんでそこかって言うとよ~~職場が隣だから楽チンで~、くらいの情報を出しました。ちょっと焦って文法とか間違えてたので、この辺頑張ればもっとスコアは伸ばせそうです。

ここで試験官が「職場の隣に住んでいること」に驚き興味を示しました。日本だとそうですがなかなか無いですもんね。語学学校スタッフだと住み込みが普通だったりもするので、驚きもしませんが。
そこから質問は「え、仕事は何?」と変わりました。興味を持ってくれたので良い感触です。
もともと2つ目の質問がそれだった可能性は大いに否定できませんが…。

右奥がジーニアスの学校と寮、手前右が住んでいるコンドミニアムです。

 

このあたりも難なくこなすのですが、このへんから雲行きが怪しくなります。
どんな仕事内容なの?、その仕事の何が好きなの?、将来的に続けるの?と
「あれ…TASK1ってこんなに長いやり取りのものだっけ…」と焦りだします。自分も頑張って長く話そうとするし、答えたら答えたで新しい質問が返ってきます。このへんで時間の感覚も相対性理論でやられました。
別に僕自身は光の速度に近づくことも一切なく静止しているので、時間の流れ方は変わっていないんですけどね。

そのせいでちょいちょいミスを挟むのですが、向こうも察してくれたのか、助け舟を出してくれました。
どうやら一番最後の受験者にも関わらず、試験官は飽きること無く話を聞いてくれる前向きな気持を少なくとも持ってもらえたようでした。

 

ちょっと勝手な自信過剰的な考察をするなら、自分はそこまで発音がゴリゴリの日本訛りではなく
きれいな方だと思っているので(ネイティブっぽくは無いのでここはかなりの努力を要しそうです)
向こうも、日本人っぽくない発音の割にこいつ話せなくなってるから焦ってるのかな~、と思ってくれたのかも知れません。
なんにせよ、人間を相手にする以上、相手に好印象をもってもらえたのは間違いないな、とは思いました。

 

ようやくTASK2にたどり着き、すでに息も絶え絶え。
出された課題は「本」。最近読んだ本だったか、好きな本だったか、何の本の指定だったかは覚えてないのですが、読んだ本についての説明でした。
3点くらい説明すべき要点はあったのですが、忘れました。本のタイトルとか、そいう基本的な要点だったと思います。

 

ここで課題が音楽や芸術関連だとかなり厳しいのですが、これは正直相当ラッキーな部類だと思います。
ハッキリ言って、「ミュージアム」についてのテーマだと靖国の「遊就館」が僕の中で待機していましたし、
好きな「ミュージック」だと米津玄師の「ピースサイン」が控えていたのでどれだけ層が薄いのか言うまでもありません。

 

本当になんでこの本を選んだのか思い出せないのですが、この「本」というテーマはありきたりだったので、事前の準備で話すタイトルもガチガチに決めていました。なんなら予行練習も積んでいたので余裕の部類でした。
ただ、なんで準備段階にこのタイトルにしたのか今でも謎なのですが、話した内容は漫画「四月は君の嘘」です。もう意味不明ですね。

例えばそのあたりに読んでいた本は、光人社NF文庫の「零戦撃墜王」、ゼロ戦の撃墜王だった岩本徹三の自伝でした。
こっちの方が多少の知識で早口でカバーできそうなものですし、試験官の相手が英国人ならスピットファイアの名前を出せばもう感激のあまりイチコロで撃墜ってもんです。

でもたぶん、無理して本で読むような難しい内容より、漫画くらい説明しやすい内容が良い、という判断をしたんだと思います。なかなか名案ですね。ハッキリ言って、僕はホリエモンの新書の内容を上手く英語で説明できる自信もありませんし、たかだか1テーマの準備にそこまで時間をかけたくありません。

「わしがこれから話す本についてだがな、小説とかじゃない、マンガなんや…。そのタイトルはYour Lie in April.」みたいな感じで始めたと思います。
(この持って回ったようなウザい導入や言い回しは時間を稼ぐ上で必須なので覚えておきましょう)
意外とスルスル話せて、目標とする1:45秒は行けたと思ったので終わったところ、時間はまだだからもっと話して!とジェスチャーされました。

やっべー、開始前に勉強家の方から「時間オーバーで止められるくらいのほうが印象が良い」とアドバイスされたのにも関わらず、やってしまいました。
ただ、この時間オーバー戦法の欠点は、ちゃんと構成を作らないと、話すべき要点を話さないうちに時間オーバーで大きく減点を食らう可能性があります。
そもそも、質問の内容に沿って答えるのは、基本中の基本ですから。

焦りながらも「大して期待してないけど、映画化もされたから日本帰ったらみるかなぁ~?」と見る気もない大嘘をついたあたりで止められました。助かった。
ちなみにIELTSのスピーキングは大嘘をつくのが大事です。
真偽よりも英語のスキルを見ているのですから、話しやすく点数有利にできるなら、瞬時に友達になりすましたり、友達の家をあたかも自分の家のように語ったりするのは全く問題ないのです。

 

そしてTASK3です。
これは雑談ライクながら、このTASK2のテーマについて掘り下げた質問をしてきます。
ここを一番楽観視しすぎていました。

まず来た質問が「こどもに本を読ませるならどんな方法が良いと思う?」
とにかく頭をぶん回して、「俺がそのこどもの親ならよ~、無理に読ませたりはしねぇよな、嫌いになったら困るからよ~。本棚とかに色んな種類の本をおいて自然に興味を持ってくれるのを待つかな。ただ選択肢を与えたいから色んな種類の本だ、ノベルとか、あーそんな感じの(よく考えたら本のジャンルの語彙がほとんどない)、うん」

ともう既に瀕死だったのに「最近のこどもたちはどういう本を読んでると思う?」
いやもうわしは親でもないし学校教師でもないんだが…。と思いつつ「あーマンガはさておき、やっぱ小説じゃないっすかね、ライトフィクションノベル(奇跡的にライトフィクションという単語が出せた感激で勝利を確信していた)」

にもかかわらず、というかまぁ短すぎる答えなので当然なんですが、「どういった?例えばスーパーヒーローとか、超能力とか?冒険して、ドラゴンが出て、国を救うような?」とさらに追撃されてもう絶望的でした。
ゲーム・オブ・スローンズはこどもは読まんやろ、と心で突っ込みつつ
「いや、日本のこどもは、冒険とかハリーポッターとか、そういうファンタジー系じゃなく、登場人物は学校に通って、普通の学校生活を送っているような、そういう共感しやすいものかな」
と勝手な事実を述べました。5chのまとめでは「なろう系」小説が人気って言ってたので。

 

このへんでほんとにもう疲弊しきって、言語能力はかなり落ちていただけではなく、記憶野にも影響が出ていたのか、この先のことは全く思い出せません。
他にどんな質問があって、いったいどうやって終わったのかも。
辛い記憶を解離させて自分を守ったのかも知れません。解離性健忘。

 

どのくらいすっぱり思い出せないかというと、後日、仕事中にショパンの練習曲集を聞いていて
「クラシック音楽が好きなんだけど、四月は君の嘘ではいろんなピアノ曲が使われていて、ショパンのエチュードが好きなんだけどいっぱい出てきてウレピー」みたいなことを言ったと思うんですが(たぶんTASK2…もしかしたらTASK3の質問かもしれない)

そのときショパンって「CHOPIN」ってスペルなんですが、「あれ実は読み方わからねぇな」って思って
チョピンでゴリ押すか、日本読みのショパンで行くか迷った記憶が戻りました。
それまではそんなことすら思い出せなかったんです。
結局ショパンで話し、ショパンで正解だったというオチですが。

 

というか結局音楽のテーマを嫌がりつつ、選んだマンガの主題が音楽で寄って行ってて、一貫性の無い対策だなぁと思いますし、まぁいかに急ごしらえだったかが透けて見えますね。
そんなこんなで、水曜日に一足先にスピーキングを終え、失意の中タクシーで帰路につくのでした。

 

 

◎試験当日と会場の試験運営の酷さ

そして本番の土曜日。この日の午前中に残るリスニング、リーディング、ライティングをやります。

まず、いやほんとにここでも会場の運営能力の酷さというか、TOEICのときもそうでしたが、勘弁してほしいです。
まず、集合時間が早いので、万全を期すべくホテルで前泊しました。

 

集合時間は7:30と言われたので、まぁ普通なら時間前に行くでしょう?
多分、7:15くらいに到着しました。
まずその待たされる場所も初見だと全くわかりませんでした。校内の廊下で待たされるのですが、特に表示もなにもないからです。
受験生の殆どがフィリピン人で、日本人は、たぶん自分を含め3-4人だったと思います。
失礼な話、ほとんどのフィリピン人ですら僕より早く来ていました。

7:30になっても何も始まりません。
あと会場のトイレは基本、ドアを開けたら便器が1つしかなく、明らかに校内は大人数の用足しには遠く足りません。(恐らく寮が同じ建物にあることに起因すると思われる)
もちろんトイレットペーパーも無しなので持参してないと詰みます。
こんな朝早くから呼び出されてまともなおトイレ環境が無いんです。

ようやく7:50くらいでしょうか、教室に手荷物を預けるように指示が出され預け始めます。
これにけっこう列ができるのですが、後半の方で預けるとこの後どこに行っていいかわからなくなります。
繰り返しますが、指示や掲示が一切無いんです。
なんとなく推測でエレベーターに向かうと、どうやら5階に行くらしいということがわかりました。

5階につくとチェックインです。最終の本人確認などがされます。
たぶん8時前には試験会場入りしました。

が、結構寒いんですね。
僕は事前にわかりきっていたので長袖のウインドブレーカーを着ていったのですが、それでも肌寒いくらいでした。
ちなみにこの時点で手荷物はパスポート以外許されないので、寒がりな人は死にます
かなりの割合で半袖の人がいたんですが大丈夫だったんでしょうか…。

そして本当に腹が立つんですが、8:15くらいまで、遅れた人たちがパラパラと教室にはいってきます。
だったらなんで最初に7:30集合って言うんでしょうか?

8時とかで遅刻者は切るべきでは?

 

結局会場についてから丸々1時間はただ待たされるわけです。

ここから受験票の記入などが始まります。
筆記用具ですが、事前の案内には「鉛筆と消しゴム、それと鉛筆削り」と書いてあります。
でも、荷物はパスポート以外没収されました。
じゃあどうやって書くかって?

教室ではIELTS公式のロケット鉛筆と消しゴムが配られました。公式アイテムが貰えるのは嬉しいです。でもね。じゃあ持ち物に筆記用具なんて書かなくて良かったじゃないですか。
鉛筆削りなんて書かれたら、事前に準備した人もいたのでは?僕は忘れてましたけどね。

 

不要不急でなければ絶対日本で受験して欲しい
IELTS for UKVIは別の運営団体で会場なのでもっとマシでしょうが、受験料が高いですからね…。

そして驚くなかれ、試験が開始されたら後は一切トイレ退出は認められません
3科目全て終わるまでです。
日本で受けたことがないのでわかりませんが、流石に3時間30分以上退出禁止は現実的にありえないと思うので、これも本会場オリジナルだと思います。

まぁ、じゃあ試験中3時間半我慢できたとしましょう。
僕は最後のライティングの半分はおしっこしたくてずっと貧乏ゆすりを静かにしてましたけど。
テストが終わって退出するとき、果たしてトイレは全く足りません。これはTOEICでも全く同じでした。

僕はもうスピーキングテストのときに食堂にトイレが有ることを知っていたので、勝手に食堂に行って済ませました。待ってられないくらいギリギリだったので。

 

 

◎各科目の感想:リスニング

特に書くこともないですが、事前に公式本だったらかなりできてたんで行けると思ったんですが
やっぱりスピーカーで聞くのは厳しく、イギリス発音がうんぬんというより、スピーカー慣れしないとだめだなという感じでした。
リスニングとリーディングはほぼ時間が足りなくて対策しておらず、TOEICでもわかりきっているこのスピーカー慣れには対策が間に合いませんでした。

それ以外は、うーん、イヤホンなら聞けてたのにスピーカーだから聞けなかった、という点を含めて自分の実力が適正に出たと思います。もっと勉強しないとだめですね。
内容はと言えば、試験中にScheduleの発音がスケジュールじゃなくてシェジュールって言っててやっぱイギリス発音って面白いなぁ、ふふってなったのくらいしか覚えてないですね。

 

◎各科目の感想:リーディング

これも事前の公式本だと、めっちゃ運が良ければ満点行けるか~??と言う感じで、時間配分も自分の解き方なら大問1つにつき20分で十分足りる!って感じだったので余裕こいてたんです。

実際大問1と2は余裕で、いや本当にこんな簡単な問題で良いのかよ、こんなん全部本文に書いてあるし、これ大丈夫か?みんな満点なんじゃ?って心配するくらいでした。
ところがこの大問2で禁じ手をやってしまいました。

IELTSのリーディングでは絶対に1つの大問に20分以上使ってはいけないのです。全部が同じような難易度かつおそらく配点も同じなので、均等に時間を20分使い、もしだめなら次の大問に行ったほうが点数が高くなります。
ところが、あまりにもできていたため、大問2を完璧に埋めたいという欲が出てしまい、時間が予想外にかかっていたそこに数分時間を追加で投入してしまいました。

その結果、大問3の問題文はほとんど斜め読みしかできず、自分でもヤバイな、と思うぐらい設問がほとんどわかりませんでした。大問3に限っては正答率は半分もなかったでしょう。
悔しいですが、仕方ないです。

次回はもっと長文を読むスピードを上げて挑みたいと思います。
これに限ります。時間がキツイならTOEICと要は一緒ですから。

 

 

◎各科目の感想:ライティング

これは若干最初から諦めていたので、とにかく取れるだけ取れれば良い、というスタンスでした。
普段仕事でも使わない能力な上に、ほとんど訓練していません。
この科目は本当に授業を取るなりして訓練しないとだめだと思います。

ただ出題内容は(自分を含め受験生全員にとって)運がよく、TASK1は地図や製造工程でもなく、
イギリスの職業別の初任給及びその3年後の給料、そして勤務時間量、という書きやすいデータ系問題でした。

もう1つは「両親の役割は各所で変わりつつあるが、どう思うか」みたいなやつだったと思います。
こっちは、質問どおりに答える必要があります。「どの程度同意するか」とか「両方の意見を述べろ」とかむしろ「片方しか意見表明してはいけない」パターンもあるので、そこを間違えると減点を食らいます。

意外と書けた方でしたが、やはり稚拙な文章力なのでそんなに点数が出てないですね。
ポイントは抑えられたほうだと思います。
例えば問題文ではどういう役割がどのように変わってるかは明言されていないのです。
まずここを説明した上で、良いことなのか悪いことなのか意見の展開が必要です。テーマに関してはもう日本でも近年いい加減どこでも見る話題なので、考えるまでもなく知識を書くだけで良かったのは助かりました。

こうして終わったのですが、自分の中では6行けるのだろうか、という疑問が渦巻いていました。
頼みにしていたリスニングとリーディングでやらかしているので。
結果としては良かったですが。

 

 

◎結果を取りに行って

フィリピン受験の唯一の利点とも言って良い、結果が恐ろしく早く出ることです。
2週間以内にはWEBで確認できました。
ただこれも自分のアカウントマイページとかから見れるのではなく、

ここで見れました。こんな感じ。

 

僕は申込みを直接SMEAGでやったのですが(所用でセブに行ったついでに)、これが大失敗でした。
WEBで普通にできるのでWEBでやったほうが良いです。

まず申込用紙を書かされた際に、コピーを何度も繰り返したうす汚い用紙で、本当に2万円以上する試験の公式受付なのか?と思いましたが、やはり予感は的中で
ちゃんと住所などを書いたのにも関わらず、登録されていた住所(試験結果も送られてくる)は「SMEAG EDUCATIONAL .INC」としか書かれていませんでした。

下手に住所のタイプミスなどされても困るので、まぁセーフと言えばセーフですが…
公平を期すならば、登録後に送られてくるメールにログインの案内もあり、ちゃんと確認すれば自分のプロフィールからも変更できたのですが、確認が漏れていたので自分のミスでもあります。
やはりそもそも、自分でWEBで申し込みすべきでしたね。

 

こうなった以上は、会場にまた行って回収しなければなりません。
申し込み、スピーキング、本番、回収と4回も行くとは…。交通費とホテル代だけで受験料に匹敵していると思います、アホでしたね。

 

会場のIELTSの受付スタッフのLYNさんに事前に電話しました。
(スピーキングテストのスケジュール案内をしてくれたスタッフ)
14時くらいに電話したら「今外にいるから、17時前に電話かけ直して」とのこと。
17時にかけると「まだタクシーだから」、20分後にかけ直すと「届いてるから大丈夫」とのこと。
どうやら紛失されていることはなさそうなので、5日後くらいに無くされる前に取りに行きました。

 

受付で名前を言って、受験日を聞かれたので「10/20」と答えると、その日の受験者たちの結果の封筒を全部渡され「探してくれ」と言われました。

えぇ、自分で探すのかよ…と思い、しかも僕のパスポートやIDなども一切求められませんでした。

しかもその中にありません。
「無いんだけど…」というと、もう一度受験日を確認されるがやはり無い。
「いやね、このLYNさんに事前に電話したんだけど…」というとフィリピン人得意の「アイ!」といってわざわざ、別の場所に保管していた結果を引っ張り出してくれました。(ちなみにこの人がLYNでした)

 

もうね、電話して確認したほうがかえって紛失の危険性を高めると言うね。
たぶんこの当人のLYNさんがいなければどこにあるかわからずもっと手間取ったと思います。
最後まで特にパスポートやIDのチェックもなく。なりすましで受け取れるんじゃないですかね、結果。
監視カメラがあるんで心配ないのかもしれないですけど。

 

ともかく、こんな感じでIELTSの受験体験記でした。
自分が次回受ける際の反省の備忘録も兼ねて。

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